豆腐の賞味期限切れ一ヶ月すぎたものは食べられる?未開封だとどう?

豆腐の賞味期限切れ一ヶ月すぎたものは食べられる?未開封だとどう?食品

みなさんは、「冷蔵庫の奥から賞味期限切れの豆腐が出てきた・・・」という経験はありませんか?

もし賞味期限切れから一ヶ月もすぎていたら、たとえ未開封であっても腐っているのではないかと不安になってしまいます。

そこでこの記事では、豆腐の賞味期限が一ヶ月すぎてもまだ食べられるのか、豆腐が腐るとどのような状態になるのかを調査しました。

また、記事の後半では、豆腐の保存方法についてもまとめていますので、ぜひご確認ください。

【この記事を読むと分かること】
●賞味期限切れから一ヶ月すぎた豆腐はまだ食べられる?
●豆腐が腐るとどんな状態になる?
●豆腐の保存方法は?

豆腐の賞味期限切れ一ヶ月すぎたものは食べられる?

豆腐の賞味期限切れ一ヶ月すぎたものは食べられる?

賞味期限切れの豆腐は、すぐに食べられなくなるというわけではありません。

しかし、賞味期限切れから一ヶ月もすぎてしまうと、豆腐が腐っている可能性は高いと思われます。

腐った豆腐を食べてしまうと、食中毒になる可能性もあり、大変危険です。

ここでは、賞味期限切れから一ヶ月すぎた豆腐は食べられるのか、その判断基準をご紹介します。

まずは「賞味期限」と「消費期限」の違いから確認していきましょう。

賞味期限と消費期限の違い

みなさんは「賞味期限」と「消費期限」の違いをご存知でしょうか。

お店で購入した商品の容器や袋には、「賞味期限」か「消費期限」のどちらかが表示されています。

安全に、美味しく食べられるように、これらの違いをよく理解しておきましょう。

 

●賞味期限とは?
表示されている年月日までであれば、品質が変わらずにおいしく食べられることを示しています。

賞味期限を過ぎても、すぐに安全性に問題が発生するとは限りません。

一般的に賞味期限は、劣化の進行が比較的遅い食品に表示されています。
(例:スナック菓子、缶詰、インスタント食品など)


●消費期限とは?

表示されている年月日までであれば、安全に食べられることを示しています。

消費期限が過ぎてしまった食品は、腐敗などの恐れがあるため、注意が必要です。

一般的に消費期限は、品質の劣化が早い食品に表示されます。
(例:弁当、惣菜、食肉、菓子パンなど)

「賞味期限」と「消費期限」はどちらも食品が入っている容器や袋が未開封の状態で、表示された保存方法を正しく守った場合の期限です。

保存方法を守っていない場合は、期限内であっても食品の品質や安全は保障されません。

一度開封してしまった食品は、期限に関係なく、早めに食べるようにしましょう。

豆腐の賞味期限切れ一ヶ月は食べられる?

豆腐は水分を多く含んでおり、腐り始めると劣化が早い食材と言われています。

そのため基本的には、賞味期限切れから一ヶ月がすぎた豆腐を食べることはおすすめできません。

しかし、「たとえ賞味期限切れから一ヶ月すぎていても、腐っていなければ食べられるのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

もし賞味期限切れの豆腐を食べる場合には、必ず事前に豆腐の状態を確認してください。

また、実際に食べようとする場合には、ご自身の体調などを考慮された上でご判断ください

未開封なら食べても大丈夫?

たとえ未開封の場合であっても、賞味期限切れから一ヶ月すぎた豆腐を食べることはおすすめできません。

もし未開封の容器が膨張している場合は、豆腐が腐っている可能性が高く、特に危険な状態です。

後述の「豆腐が腐るとどんな状態になる?」を参考にしてください。

豆腐が腐るとどんな状態になる?

豆腐が腐るとどんな状態になる?

豆腐が腐ってしまうと、匂いや見た目、味などに大きな変化が生じます。

誤って腐った豆腐を食べることがないように、豆腐が腐っているかどうか判断するポイントをご紹介します。

匂いの変化

腐った豆腐からは、以下のような不快な匂いがしてきます。

  • 酸っぱい匂い
  • 青臭い匂い

表面からの匂いが普通であっても、豆腐を切った断面から、上記のような匂いがすることもあるので注意が必要です。

見た目の変化

腐った豆腐は、以下のような見た目になることがあります。

  • カビが生える
  • 豆腐の色が黄色っぽくなる
  • 水が濁っている
  • 豆腐の表面に粘り気があり、糸を引く
  • 未開封の容器が膨張している

賞味期限が一ヶ月すぎた豆腐の見た目が上記のような場合は、腐っている可能性が高いです。

味の変化

腐った豆腐からは、酸味苦味が強く感じられます。

豆腐を口に入れたときに、酸味や苦味を感じた場合は、すぐに口から出しましょう。

また、舌がピリピリとしびれるような感覚がある場合は、豆腐の腐敗がかなり進んでいる状態ですので、絶対に食べてはいけません。

もし誤って食べてしまい、体調に変化がある場合は、すぐにお医者さんに相談することをおすすめします。

豆腐を保存する方法にも注意

豆腐を保存する方法にも注意

豆腐を美味しく食べられる状態をできるだけ長く保てるように、豆腐を保存する方法に注意しましょう。

ここでは、豆腐の保存方法を3種類ご紹介します。

保存法①きれいな水に浸す

使い切れず、余ってしまった豆腐を保存するときにおすすめの方法です。

一度開封した豆腐は、入っていた容器から取り出して、タッパーなど別の容器に移します。

豆腐を移した容器に、水をひたひたになるまで入れたら、ふたをして冷蔵庫で保存します。

清潔な状態を保つために、最低でも1日1回は水を取り換えましょう。

保存法②期限がせまった豆腐は加熱しておく

豆腐を一度加熱してから保存することで、殺菌効果が期待できます。

未開封の場合は、容器ごとお湯に1~2分浸けるか、電子レンジで1分程度加熱します。

加熱する際は、容器が加熱可能なものであることをしっかり確認してから行ってください。

一度開封した豆腐は、水を沸騰させた鍋に入れて下茹でします。

茹でるときに、布巾などで豆腐を包んでおくと、豆腐が崩れにくくなるのでおすすめです。

加熱した豆腐は、十分冷ましてから、冷蔵庫に入れて保存しましょう。

保存法③冷凍する

豆腐を長期間保存しておきたい場合は冷凍保存がおすすめです。

未開封の場合は、そのまま容器ごと冷凍庫に入れて保存することができます。

一度開封した豆腐は、キッチンペーパーなどで水気を取ってから、密閉できる袋に入れて冷凍します。

このとき、豆腐を使いやすい大きさに切っておくと、必要な分だけ取り出せるので便利です。

ただし、冷凍保存した豆腐は食感が変わりますので、ご注意ください。

絹ごし豆腐はなめらかさがなくなり、湯葉のような歯ごたえのある食感になります。

木綿豆腐は弾力が出て、高野豆腐のような食感になります。

また、冷凍した豆腐を使うときは、室温で解凍してから調理を行いましょう。

解凍した後の豆腐は味が染みやすくなっているため、煮物などに使うのがおすすめです。

豆腐の賞味期限切れ一ヶ月すぎたものは食べられる?未開封だとどう?のまとめ

今回は、「豆腐の賞味期限が一ヶ月すぎてもまだ食べられるのか」、「豆腐が腐るとどのような状態になるのか」、「豆腐の保存方法」の3点をまとめました。

ここまでをまとめると、以下のような内容でした。

  • 賞味期限切れから一ヶ月すぎた豆腐は腐っている可能性が高い
  • 豆腐が腐ってしまうと、匂いや見た目、味などに大きな変化が生じる
  • 豆腐の保存方法は以下の通り
    • 保存法①きれいな水に浸す
    • 保存法②期限がせまった豆腐は加熱しておく
    • 保存法③冷凍する

上述の通り、賞味期限切れから一ヶ月すぎた豆腐を食べることはおすすめできません。

もしも食べようとする場合は、ご自身の体調などを考慮された上でご判断ください

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